『僕のヒーローアカデミア』(通称:ヒロアカ)は、2014年7月から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始されました。作者の堀越耕平先生は、この作品で大ブレイクを果たしましたが、実はヒロアカ以前に2回の連載打ち切りを経験しています。
堀越先生は、『news zero』のインタビューで「2回打ち切りになって、『もう、漫画いいや』と思っていて。その当時の編集担当さんが、『諦めないで』『頑張って』って言ってくれたんで、『じゃあ、最後にもう一回挑戦しよう』ってなり、自分の好きなものをいっぱい入れて、自分の描きやすいものだけで構成して描いてみようとなりました」と語っています。
この経験が、ヒロアカの独特の世界観や魅力的なキャラクター設定につながったと言えるでしょう。
ヒロアカは原作漫画とアニメ版で、基本的なストーリーラインは同じですが、いくつかの違いがあります。
アニメファンの方は、原作を読むことで、より深くキャラクターや世界観を理解できるでしょう。
ヒロアカには多くの魅力的なキャラクターが登場しますが、特に人気の高いキャラクターをご紹介します。
これらのキャラクターは、それぞれ独自の成長や葛藤を抱えており、読者の共感を得ています。
ヒロアカの人気は日本国内にとどまらず、世界中で愛されています。2024年6月時点で、世界累計発行部数が1億部を突破したことが発表されました。
内訳:
この数字は、デジタル版も含めた数字です。世界的な人気の理由として、普遍的なヒーローストーリーであることや、日本的な要素と西洋的なヒーロー像が融合していることが挙げられます。
2024年8月5日発売の『週刊少年ジャンプ』36・37合併号にて、ヒロアカは連載10年の歴史に幕を下ろしました。最終回は17ページのセンターカラーで、著者・堀越先生のメッセージと主人公・デクの描きおろしイラストによるスペシャルメッセージカードが付録として付いています。
堀越先生は完結について「意外と寂しい。やっとゴールできますねって思いながら」と心境を語っています。また、作品の大ヒットについては「ちょっと、もうよくわからないですね(笑)『よっしゃー。』とかは、全然ならない。本当にならなかったです。これは謙遜とかではなくて…WHY(なぜ)って思って。長く続いちゃっただけかなって」と驚きを隠せない様子でした。
完結を記念して、以下のイベントや商品が発表されています:
ヒロアカは、10年の連載期間を通じて多くのファンの心を掴み、日本を代表する漫画作品の一つとなりました。アニメや映画などのメディアミックス展開も成功を収め、今後も長く愛され続ける作品となることでしょう。原作を読んだことがない方は、この機会にぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。